山梨県立甲府西高等学校同窓会

実施要綱

甲府西高同窓会 海外探究研修プロジェクト(通称:恩送りプロジェクト)

甲府西高同窓会 海外探究研修奨学金の運営を定めた規程です。

1目的

本事業は、山梨県立甲府西高等学校(以下「母校」という)における課題研究論文発表大会の最優秀賞受賞者に対し、海外における探究研修の機会(学資・研修助成)を提供するものとする。自らテーマを定め、調べ、考え抜いた生徒が、本や映像では分からないものを自分の目で見て、その場で人に問える経験を得ること。そして、卒業生が在校生を支え、世代を越えて同窓生が支え合う関係を母校に根づかせ、「恩送り」の文化を育てること。この2つを目的とする。

渡航先は、当面、米国サンフランシスコおよびシリコンバレーとする。今後、受賞者の研究テーマおよび関心ならびに受入体制に応じて、同窓会会長と母校校長が協議のうえ、他の地域も渡航先候補として追加を検討する。

2派遣対象者および引率監護者

  1. 派遣対象者(以下「研修生」という)は、母校が実施する課題研究論文発表大会において最優秀賞を受賞した生徒(原則各年度1名)とする。
  2. 渡航中の安全管理および生活監督を担う「現地引率監護者」として、原則として研修生の保護者1名の同行を必須とする。
  3. 家庭の事情や健康上の理由等により保護者の同行が困難な場合は、同窓会会長および母校校長が協議の上、母校教諭または同窓会が指名する引率責任者を同行させることができる。また、研修生の20歳以上の兄姉その他の親族であって、保護者が書面により同意した者を同行させることもできる。

3研修期間および実施期限

  1. 現地での研修期間は2〜3日間(渡航期間を含め3泊5日または4泊6日程度)とする。
  2. 実施期限は受賞決定後1年以内とし、原則として学業および大学受験等に支障のない長期休業期間(原則として3月の春季休業期間)に実施する。

4奨学金・助成金の支給範囲と上限額

  1. 本事業は、同窓会内に設置する「甲府西高同窓会 海外探究研修基金」(専用口座)から支出し、同窓会の一般会計予算は使用しない。
  2. 支給対象経費は、研修生および現地引率監護者(計2名分)の「往復航空券代」「現地宿泊費」「現地研修に伴う移動手配・コーディネート実費」「海外旅行保険料」「研修日程の一部として行われる食事に係る費用」「現地サポーターが研修の受入れに要した交通費等の実費」とし、1回あたりの支給上限額は100万円(為替および現地物価の変動により理事会で調整可)とする。
  3. パスポート取得費用、ESTA申請費用、現地での個人的食費・雑費、および前項の上限額を超過する費用については、研修生および保護者の自己負担とする。

5旅行手配および危機管理・免責事項

  1. 旅行業法を遵守し渡航の安全を確保するため、航空券、宿泊および現地での移動等の手配は、必ず日本国内の登録旅行業者を介して行うものとする。旅行業者の選定にあたっては、県内に事業所を有する事業者を優先して検討する。現地および日本在住の同窓生サポーターは、訪問先の調整および現地での案内を担うものとする。
  2. 研修生および現地引率監護者は、渡航前に治療・救援費用補償(無制限または3,000万円以上)を含む海外旅行保険に必ず加入しなければならない。
  3. 渡航前に、研修生・保護者・同窓会の三者間において「海外探究研修参加同意書兼免責誓約書」を締結する。渡航中の事故・疾病・トラブル等については加入保険の範囲内で対応するものとし、同窓会、母校、および現地サポーターは故意または重大な過失がない限り損害賠償責任を負わない。現地での移動は、旅行業者が手配する交通手段または配車サービス等を利用するものとし、現地サポーターが運転する自動車への同乗は原則として行わない。

6帰国報告の義務

  1. 研修生は帰国後、所定の「海外探究研修報告書」を提出するとともに、母校在校生および同窓生・協賛者に向けた「帰国報告会」にて成果発表を行わなければならない。
  2. 現地引率監護者(保護者)は、帰国後に「引率監護報告書」を同窓会へ提出するものとする。

7緊急時の連絡体制

  1. 同窓会事務局は、渡航前に、日本国内および現地の緊急連絡先ならびに旅行業者の連絡先を記載した連絡体制表を作成し、研修生、保護者および母校に配付する。
  2. 渡航中の問い合わせおよび生活上の相談に応じる窓口を、日本国内と現地にそれぞれ置く。

8基金の管理および会計報告

  1. 基金は10年間の継続的な運営を前提とし、各年度の残余は翌年度に繰り越す。
  2. 同窓会は、年1回、定期総会に合わせて基金の収支を報告し、同窓会の公式ウェブサイトに掲載する。報告には、寄付および協賛の総額と件数、支出の内訳、残高ならびに翌年度への繰越額を含める。
  3. 寄付者および協賛者の氏名または名称は、公表に同意した者に限り掲載する。個人については、卒業年とあわせて掲載する。

9現地受入体制

現地における受入れは、特定の個人に依存しない体制とすることを目指し、複数の同窓生および協力者による運営へ段階的に移行する。同窓会は、海外に在住する同窓生の把握に努め、受入体制の拡充について協力を求める。

10個人情報の取扱い

本事業において取得する個人情報は、同窓会の個人情報保護に関する基本方針に従い取り扱う。

11改廃

本要綱の改廃は、同窓会理事会の決議による。

附則

  1. 本要綱は、2026年10月21日から施行する。
  2. 本要綱の施行前に決定した2026年度の最優秀賞受賞者に対する支給についても、本要綱を適用する。

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